食事介助のバランス
食事介助を行う際には、介護度にもよりますがメニューのバランスを考えてみましょう。
本人の好き嫌いもありますので、バランスが偏らないようにしましょう。
季節の食べ物を取り入れるのも良いでしょう。高齢者の場合、排便のことも考慮して腸の調子を整えることが大切ですから食物繊維を適量でとれるような食事が大切です。
食物繊維が多い食べ物の中でも、食事介助・介護の中で使いやすい食材は、かぼちゃなどが良いでしょう。やわらかく煮てもよいですし、すり潰して甘いものとして出してもいいのではないでしょうか?
メニューのバランスは必要ですが、介護をどこまでしたらよいのか?というバランスも必要でしょう。過剰な介護は本当は出来る事を出来なくさせてしまいます。
理想としては出来る限り本人に行ってもらい、リハビリも兼ねて自立を進めることが大切ですが、なかなか時間のない中で早く終わるように全て行っているという方が多いのではないでしょうか。
食事介助もバランスが必要でしょう。
在宅で介護を行っている家庭では、家庭の主婦が主に自分の親を介護したり、主人の親を介護したりという事が多いかと思います。在宅介護では主に介護を行う人以外でも介護をサポートできる人がバランスをとりながら、介護・介助に参加することが大切です。
介護をサポートできる人が家族の中にいないという場合もあるかと思いますが、その場合には無理をしないで、外部の介護サービスを利用しながら抱え込まないことが大切になります。